タグ
以前の記事
最新の記事
カテゴリ
リンク
お気に入りブログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
コゲ吉とミミ夫婦の間に子スナが生まれたのは7月末のことだった。帰宅後に水槽を覗いてみると、父親のコゲ吉が興奮気味にウロウロしている。
「何だかわかんないけど大変なことが起きた!」 という感じで、タタッタタッと小刻みにスタンピングまでしている。 このとき生まれたのは2匹(7匹くらい生まれるかも…と覚悟していた)。わずか2匹の子スナの毛色のことで、その後2ヶ月近く悩むことになったのである。 生後数日もすると2匹の肌の色の違いがはっきりわかったので、同じ毛色にはならないのだなと予想できた。 産毛が生えてくると更に違いが明確になり、1匹はゴールデンアグーチ、もう1匹はグレー系に見える。ここで私は密かに 「よし!グレーアグーチきたー!」 と、狙い通りの毛色が出たので大喜びしていた。 ↓グレーアグーチと思われていた時代 更に数日後、この子はグレーアグーチではないと確信することになった。 その理由としては次の3点。 ・グレーだけど毛先が黒くない(全体的に淡いグレー) ・まだ開いてないけれど、目の色が黒ではないかも?(かといって赤目でもない) ・背中とお腹の毛色の境界線がない(←つまりセルフカラーだ) ↓何者か見当も付かない時代(よく見ると尻尾が黒っぽい) お腹が白くないということは、絶対にアグーチカラーではない。そこで、セルフカラー(単色)の中のグレー系から候補を探すことにした。 ・ライラック ・サファイア ・ダヴ ・シルバーナツメグ のどれかだろうと。しかし、シルバーナツメグ以外は赤目である。 そして数日後、謎のグレーくんの目が開いた。黒目だった。しかし見る角度によっては「あれ?いま赤くなかったか!?」と見える不思議な瞳。 このとき、ネズミ本『ザ・ネズミ』のスナネズミのカラーについて説明しているページに書かれていることを思い出した。サイアミーズの説明で「目は黒いが光の加減によっては赤味がかって見える。」となっている。 しかしそれでも「サイアミーズがうまれるわけがない」と思っていたのだ。 ↓目が開いた頃(なんとなく耳の色も濃くなっている) ↓同じ頃のアグーチ姉さん。アグーチ界一の美形ではなかろうか!と思っていた(飼い主馬鹿) その後、生後35日くらいで巣分け。♀のアグーチ姉さんはそのまま母親と暮らし、♂のグレーくんは父親と共に別水槽で暮らすことになった。この頃から見る見る毛色が変化し始めた。生後50日頃には尻尾の色が益々濃くなり、次に耳も更に濃い茶色になり、後ろ足、前足、鼻先の順に着色。見事なポイントカラーになった。 ↓もうすぐ生後2ヶ月。見事なサイアミーズになった。 でも治療中の鼻先はハゲでピンク色(泣) ↓こうしているとどちらが父親かわからないくらい大きくなった。 9月初旬にミミ母さんが再び出産した。後追い出産というやつだね。 今度は5匹生まれ、内3匹が色白だった。これは兄スナと同じサイアミーズになるだろうと思っていたのに、どうやら違う毛色になるようだ。 毛色の悩みはまだまだつづく。 にほんブログ村
by nezumiseikatsu
| 2009-09-27 11:25
| 毛色・遺伝など
|
ファン申請 |
||